おすすめの薬学部の選び方!【国立・私立】
こんにちは。Haruです。
実際に薬学部に通う私がおすすめする大学の選び方を紹介したいと思います。
受験生として調べていたことや大学に入ってからここの大学が良いんだなと知ったこともあるので、より詳しく解説できるかなと思います!
目次
1. 国立か私立か
1.1 入試方式
1.2 学費
1.3 研究、施設
2. 大学の歴史
3. 病院の有無
1. 国立か私立か
これは大学を選ぶ上で最も重要な問題ではないでしょうか。
1.1入試方式
国立大学を受験する場合、まず共通テスト(旧センター試験)を受け、その後大学それぞれの2次試験を受け、共通テストと2次試験の合わせた点数で合否が決まります。
大学によって共通テストと2次試験の割合が変わり、通常、難関大になればなるほど2次試験の方が重視されます。これは難関大を受ける人にとって共通テストは簡単なので差がつかないからです。
逆に私立大学の場合、一般入試では試験は1回のみですが日程さえ合えば何回でも受けることができます。しかし、国立は前期、中期、後期で1回ずつしか受けられず、しかも定員がほとんど前期で取ってしまうのでチャンスは1回のみと考えた方が良いです。
国立志望の受験生は私立を滑り止めとして2.3校、私立志望の受験生は5.6校受けるような形になるのがスタンダードかなと思います。
また私立は国立に比べて推薦が非常に多いです。指定校推薦では一般入試よりも簡単に入学することができます。これも私立大学の強みですね。
実際に大学に通っていれば分かるのですが、指定校推薦の人は真面目な人が多く、一般入試で入ってきた人よりも勉強するのでまず留年しません。
1.2 学費
国立大学の場合は入学金28万2000円、年間授業料53万5800円と、どの大学でも一定の金額です。公立大学だと地元出身であれば入学金が半額になったりするケースがありますが、授業料は一定だったはずです。
一方私立大学の薬学部は年間約200万程度です。大雑把ですが4倍ほど違います。
何が違うのでしょうか?
国公立大学は国からお金を貰って(補助してもらって)運営をしているのでこの量のお金で済むのですが、私立大学は学生の学費で全てを賄っているのでこのように高くなります。
正直私立大学薬学部では6年通うとなると1200万ですから裕福な家庭でなければ厳しいでしょう。そのような学生は国立を目指すと思います。私もそうでした。
しかし今では日本学生支援機構など奨学金を借りられる制度がかなり整っているので本気で行きたい気持ちがあれば、奨学金を借りてでも行くという方法があります。
1.3 研究、施設
1.2 の続きのようにはなりますが、国公立大学は国からお金をもらって(補助してもらって)います。しかし大学によってもらえる額が違います。やはり偏差値が高い大学であればあるほど研究に使うことのできるお金が大きいです。つまり研究設備が整っています。
私立大学は学生からもらう学費で物を買ったりしているので国立大学よりも設備が整っていないことが多いです。しかし誰しもが聞いたことのある大学などはしっかり研究にお金を注ぎ込んでいるところもあるので"大学による"というのが正解です。
私立大学も国から全くお金をもらっていないわけではないはずです。詳しいところは調べて見てください。
国公立大学についてはランキングでインターネットに出ているので確認してみると良いと思います!
また私立大学はキャンパスの建て替えが激しいため、キャンパス自体がめちゃくちゃ綺麗です。国公立大学の場合はキャンパスは古いが、最新式の実験器具を使っているような感じです。
キャンパスが綺麗だとそれだけでモチベーションが上がるので意外と馬鹿にできないポイントかなと思います。
2. 大学の歴史
大学の歴史というのは関係ないようでかなり関係あります。
例えば医学部の場合、医局というものが存在し、その医局が地域に影響することになります。この医局は教授をトップとするので歴史があれば強くなるような仕組みになっています。
これは薬学部も似たような形です。医局みたいなものはないのですが、例えばそれぞれの大学によってどの研究分野が強いとかというのは歴史がかなり影響します。
結構現在まで受け継がれることが多いんです。学祖の研究内容とかですね。
比較的新しい大学はフレキシブルな学びができる反面、重鎮教授などが少ないというデメリットがあります。
大学の歴史については実際にWikipediaなどを使って調べて見てください!
学祖が誰なのか、その人物がどのような研究をしていたのか、大学が変わっていたらその前身は何大学なのかなどです。
自分の興味のある研究や就職したいジャンルがあればそれに近いような研究を行なっている大学を探しましょう!
3.病院の有無
病院の有無と言いましたが、結局はその大学に医学部があるかどうかということに帰着します。
病院があれば、まず実習がしやすいというメリットがあります。病院がなければ他病院にお願いしなければなりません。
そして病院を持つことによって、病院の売り上げがあります。それによって大学の持つお金というものも変わります。医学部に入るお金が多いのはもちろんですが、他学部にも分配されるはずです。
あまりメリットが挙がりませんでしたが、実際に所属していると、大学に病院があることって必要だなと感じています。
また医学部のような他学部があることで大学で広い学びが得られます。選択科目などで自分の学部以外の教授から話を聞くことができます。
最後は他学部がある方が良いというような話になってしまいましたが、病院を持つことはかなりと強みと考えられます。
単科大学にもメリットはあるのでこれはただの私の意見というふうに思ってください!
いかがでしたでしょうか。
具体的にどの大学がおすすめなの?ということも後に書こうと思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
ブログを読んでいただきありがとうございます。