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【浪人生必見】河合塾と駿台予備校の比較

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こんにちは。HaRuです。

 

春から1年間勉強をがんばると決めた浪人生に向けておすすめの予備校とその比較をしたいと思います。

 

結論から言うと、浪人生は絶対に集団指導をする実績のある予備校に行くべきです。言ってしまえば河合、駿台代ゼミのどれかですね。

 

私自身も浪人を経験しており、河合塾で1年間勉強しました。

また友達に駿台で浪人していた人がいるのでその友達から聞いた話も合わせて比較していこうと思います。

 

私は浪人の1年間はとても苦しみました。なのでまず初めの予備校選びで失敗しないように、アドバイスをしたいと思っています!

 

 

授業時間の違い

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河合は90分、駿台は50分授業です

これは予備校選びでかなり重要だと思われます。

 

重要だと言っても通ったことのない人は絶対に分からないので例を紹介します。

 

もちろん予備校にも英語の授業があります。その中で英語長文の授業が問題なんです。

 

300words程度の英語長文ならば50分でも終わりますが、難関大学で出題される700words以上の英語長文は50分では終わらず、次の授業に持ち越しという形になるらしいです。

河合では必ず1つの授業で完結するようになっています。そういう長文を選んでいるということもあるのでしょうけど。

 

授業の持ち越しは授業を受けてる身としては少し嫌ですね。

しかし、駿台も2時限連続で入れているならばこの話は問題ありません。結局100分授業と同じことですから。

 

駿台の友達から聞いた話では、医科歯科の超長文では1週間の授業がその長文1つという形だったそうです。

せっかく予習しても日を跨げば学習効率は落ちる気がします。

 

ここまで聞くと絶対河合の方がいいじゃん!って思うでしょう。

 

しかし90分授業のデメリットもあります。

 

それは集中力が90分間絶対に続かないことです。絶対にです。

 

集中しているつもりでも、どこかで集中が途切れています。稀にいる1%未満の超人ならあり得るかもしれませんが、一般人は必ずと集中が途切れると言っても良いです。あと、その稀な1%未満の超人であれば現役で受かっていると思います。

 

これは改善のしようがありません。人間ですから。

 

基本的に浪人生の授業スタイルは提示された問題を予習で解いて、授業で解説という形です。

 

対策としては、予習で出来た問題は50%くらいの集中力で聞き、出来なかった問題の解説に全集中を注ぐことです。

 

こうすることで集中力を保ち、学習効率を最大限に伸ばすこともできます。

 

河合の講師の中には授業途中のちょうどいい時間帯に雑談を挟んで、一呼吸置いてくれる先生がいらっしゃいます。

 

その講師達の雑談はただの無駄話ではなく、授業内容にかかわるものだったりしますし、なにより面白い雑談をしてくださる講師が多いです。

 

生徒側からすると、とてもありがたかったです。

 

 

自由席か指定席か

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河合は自由席、駿台は指定席となっているようです。

 

河合塾の自由席は本当に良かったと思っています。座りたい場所に座れるというのは根拠はないですが、ほんの少しストレスフリーになれます。

 

夏だとエアコンに直で当たる場所だと寒すぎて授業に集中できないのでそれを避けられる場所に座るもよし。また黄昏たいなと思ったときは窓際に座るもよし。またお気に入りの予備校講師の授業では1番前に座って集中して聴くこともできます。(本当は全部の授業前の席に座るのが良いのですが...)

 

しかし結局、授業が12回、前期と後期で合計24回あるので、だいたい自分の席が固定されてきます。

 

固定席だと予備校内で友達ができやすいのかなと思います。元河合塾生の勝手な想像です笑

 

 

テキストの違い

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私も駿台に通っていた友達も理系なので、ここのセクションは理系向けになっています。しかし周りに生物をやっている人がいなかったので比較ができませんでした。生物選択と文系の皆さんすみません...🙇‍♂️

 

英語と数学は違いはありますが、大きく違わないのでここでは省略させていただきます。

 

問題は物理と化学です。

河合は物理のテキストの問題量が非常に少ないですが、駿台は物理のテキストの問題量が豊富です。

一方で河合は化学のテキストの問題量が豊富ですが、駿台は化学のテキストの問題量が少ないです。

 

少ないと言っても全く足りないというわけではありません。よくまとまっていると言えば良いでしょうか。

 

ただ演習量を確保できないというデメリットがあります。補充として市販の問題集が必要になるかもしれません。

 

 

テキストの内容の進み方の違い

河合も駿台も大きく分けて前期と後期の2つに分かれています。(厳密には違いますが)

 

河合の場合は前期で全範囲を完全に網羅していなくても1周します。そして後期でもう1周して網羅していく形です。

駿台の場合は前期と後期を合わせて1から網羅していくように進みます。

 

例えば、物理でいうと河合なら力学から電磁気まで前期でとりあえず1周するように進みます。

駿台は力学は最もボリュームがありますから、前期で力学を仕上げるような形で進み、後期に電磁気などを行います。

 

個人的には網羅してなくとも1回1周してくれる河合の方が嬉しいです。みなさんはどうでしょうか?

 

 

今回代ゼミに関しては情報が全くないため、河合・駿台と比較ができませんでした。

代ゼミに通っていた友達を見つけ次第、付け足したいと思います。

 

 

 

すべての浪人生の健闘を祈ります。

 

 

 

 

ブログを読んでいただきありがとうございます。