【大学受験】英単語帳ユメタンのレビュー!メリットとデメリット
こんにちは。Haruです。
私は受験生時代ユメタンを使っていました。ユメタンのおかげで自分の英語力があがったのでとても感謝している参考書の1つです。
しかしユメタンはターゲットやシステム英単語に比べてマイナーで、レビューではポジティブな意見が少ないように感じました。
そこで私がユメタンの良さを伝えることで現在ユメタンを使っている人に自信を持たせ、そしてユメタン信者を増やそうと思います笑
ユメタンとは?
ユメタンはアルクが出している大学受験向けの単語帳です。全部で4冊あり、ユメタン0が黄色、ユメタン1が赤、ユメタン2が青、ユメタン3が緑の表紙になっています。
難易度別に黄ユメタンが英語初心者~、赤ユメタンが共通テスト、青ユメタンが国公立2次試験、緑ユメタンは難しすぎていらないレベルです。これは完全に私の感触で、公式がうたっているものとは違うので気を付けてください。
詳しくいうと、黄ユメタンは初めのほうはtalk(話す)くらいの本当に簡単な単語から、最後の方はpunctual(時間厳守の)というこれは難関大レベルではないかと思われるものも収録されているので、初心者レベルからヌケモレをなくしたい人は黄ユメタンから始めるとよいと思います。
赤ユメタンはユメタンシリーズの中で最も評価の高いものではないでしょうか。共通テストレベルの超頻出単語が1000語厳選されています。
青ユメタンは私的には最も素晴らしいと思っています。それは国公立の2次試験やMARCHなどの試験に出てくる、共通テストより難しいというちょうどいい難易度の単語が1000語収録されているからです。他の単語帳にはこのちょうどいい難易度の単語帳がありません。その難易度の単語だけフォーカスして学習したいという人に向けてもおススメできる一冊になっています。
緑ユメタンは早慶の一部学部や英語の試験で異常に難しい単語を出してくる大学でしか必要ないです。東大・京大も青ユメタンで十分です。実際に私の友達は青ユメタンまでで東大に合格しています。
公式が出しているユメタンのコンセプト
まずユメタンの特徴について本のまえがきに書かれていることを紹介します。
- 同じ100語を1週間繰り返すことで単語を定着させる
- 4技能の力がつく
ユメタンには他の単語帳にはない、学習法まで提示されているという独特な単語帳です。1日ごとにやることが細かく指示されています。また標準コースと楽々コースに分かれており、それぞれ10週間、20週間で完成できるようになっています。
この方法で学習すれば定着するらしいです。
また最近になって広がってきた4技能の力も付くそうですね。
ユメタンのメリット
さて、ここからは自由奔放、私の意見の出番です!
私は公式通りの方法で学習していません。部活などで日によって取れる時間が違ったからです。
公式が出している方法は時間を十分に取れてこそナンボの方法だと思います。
ではユメタンのメリットは下の通りです。
- 1ページに必ず5単語と決められていること
- 見出し語の文字が大きいこと
- 1冊1000語であること
- 例文(フレーズ)が1単語につき2つあること
- 発音記号があること
- 章末で順番がシャッフルされた単語チェックができること
1ページに5単語と決められていれば、「今日はここまでやろう」、「今はここまでやり切ろう」など短期計画が立てやすいです。
また5単語だけということで見出し語の文字が大きいことも良いですね。
これは経験則なのですが、高校の古文の単語プリントで小さい単語と大きい単語があったときに大きい単語の方が覚えやすいということがありました。これは私だけでなく、周りの友達も同じでした。なので覚えたい単語があればその文字を大きくすると覚えやすいのかなと思っているので結果論として強みです!
ユメタンは1冊1000語と他の単語帳に比べて少ないのですが、その分その本をもう一周しやすいので、よりグッと定着しやすいと思います。
また例文(フレーズ)が1単語につき2つあるのも単語の使い方を学ぶ上で、単調になりがちな単語暗記にスパイスを加えるのに重要だと思います。
以前、YouTuberのATSUさんが良い単語帳の特徴を紹介するときに、単語帳の例文の重要さについて話していましたのでそちらもチェックしてみてください。
同様に発音記号の重要さについても話しています。
最後に、章末で単語チェックができることです。これは鉄壁にもありますがなかなか他の単語帳にないものではないでしょうか。また単語の順番がシャッフルされているので、何回も見ているうちに場所で覚えがちな部分を解消してくれます。
ユメタンのデメリット
ここで紹介するデメリットは少し細かいです。
- 本が全部で4冊に分かれており、1冊で完結しない
- 派生語が多く載っておらず、そのかわりその派生語が見出し語で出てくる
- 例文が文とフレーズの2種類あり、どちらかに統一されていない
まずユメタンは1冊で完結しないことですね。受験に必要な単語数はやはり1000語では少ないのでレベルごとに2、3冊やることが必要です。
そしてユメタンは派生語、関連語などが少ないです。少し寂しいですね。しかし派生語が本をまたいで見出し語で出てくることがあります。ユメタン1の見出し語の派生語がユメタン2の見出し語で出てくるという具合です。
しかしこれは他の単語帳でもちらほら見られるのでデメリットとは一概には言えないですが、派生語が見出し語になっていない単語帳の1000語と、なっている単語帳の1000語とではわずかに差が出ます。例えばDUOなどには見られません。
メリットで例文が2つあることを出しましたが、その例文が文とフレーズの2パターンがあり、ここを気にしてしまう人は使いづらいと思います。プラスして例文が非常に平易に書かれていることにも注意です。レベル感を高めに見ていると、ギャップを感じてしまうと思います。
結論、ユメタンしか勝たんです。今ユメタンを使っている人は自信を持って使い込んでいこう!自称進で指定された単語帳だからって関係ない!
英単語帳をやるときに大切なのは1つのものをやりこんでその単語帳に載っている単語を自分の頭の中へ刷り込んでいくことです。
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